かつらの装着法|ピン留め式

かつらで一番多いのがこのピン留めという装着法です

かつらというと髪の上からただ載せていると思っている人もいるようですが、
実はちゃんと自毛にくっつけているんですよ。
でないと、ズレまくるし風邪で容易に飛んでいってしまいます。
そのかつらの装着法で最もポピュラーなのがこのピン留め式です。

かつらの装着法はピン留め、編みこみ(括りつけ)、接着と大きく分けてこの3つがあります。その中でも最も多いのがこのピン留め式の装着法です。かつらのベースにいくつかの装着用のピンがついていて、それを残っている自毛に挟んでかつらを固定するタイプです。

 

このタイプの装着法は夜寝る時はかつらをハズして寝る、日中のみかつらを着用する人むけです。ピンをつけたまま眠ることも可能ですが、まくらとかつらがズレるとピンと自毛に負担がかかるので、痛くて普通は寝れません。それに、かつらも、自毛もできるだけ、休ませる必要があるので夜は基本的には外して、かつら台のようなところに置いておくのが一般的な使い方です。

 

ピン留めは朝、自毛をシャンプーしてドライヤーで乾かしてからいい位置にセットしてすぐにピンで止めるだけなのでとても簡単な装着法ですし、多少ずれていてもトイレなどですぐに直せるので気が楽です。ただ、編みこみ式のようなしっかり感はあまりありません。スポーツをしたり激しい運動やヘルメットを被ったりする仕事の人にはあまりオススメできません。

 

それから、茂太もずいぶんピン留め式を使ってきましたが、最近編みこみ式に変えました。理由はピンで自毛を挟む部分がハゲてきてしまったからです。これは僕だけではなく、ピン留めかつらを愛用する人全てのデメリットで、ピンが固定できないぐらい自毛が抜けてくると必然的に、自毛を剃り、接着式のかつらに移行するか、まだ、残っている自毛があるなら編みこみ式も可能です。茂太はピンがあたる部分だけしかハゲなかったのでなんとか編みこみ式に移行できました。

 

ピン留めは簡単だけどリスクも大きい

結論からいうと、初心者はピン留めをおすすめします。なぜなら一番簡単な方法なのと、まだ自毛がある場合はかつらをとって自毛をシャンプーできるからです。これが24時間装着タイプだと自毛をいくら良く洗ってもなかなか、汚れが落ちにくくなってしまうので、若いうちはピン留めでまだある自毛を温存すべきだと思います。

 

では、ピン留めをおすすめしない人を以下に書いておきますね。

 

  • ヘルメットを被って仕事をする職業の人
  • 薄毛の度合いがかなり進行していてピンが効きにくい人
  • スポーツや頭をこするような行為をよくする人
  • 彼女・妻にかつらであることを内緒にしていて夜一緒に寝ている方
  • ピン留めを長く愛用してきて、ピンを挟む部分が禿げてきてしまった人

 

これらの人は編みこみか、接着式をオススメします。

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