自然に見えるかつらのヘアスタイルとは!

かつらのヘアスタイル

茂太のようなベテランカツラーになると、
電車の中でちょっと不自然な髪型の人がいると、
あ、この人カツラーだと判るようになります。

 

結構よくセットしている人がいると、
近づいてよく見てみちゃうこともしばしば。
そうこうしてるうちにバレにくい、
より自然に見せるかつらスタイルには
いくつかのルールがあることに気がつきました。
それをこれからお話しますね。

まず、前髪は適度に下ろす

かつらのスタイリングの基本は前髪を下ろすことです。

 

もちろん、これは生え際を出せるタイプは除外して考えてください。
あれは特別ですから・・・

 

一般的にはかつらの前髪は一直線です。
どうしてもここを隠さないといけません。
でも、前髪を下ろすとは言っても
50代の人が眉毛までかかるように前髪を下ろしているのも不自然ですよね?
なので、茂太のおすすめは、生え際を隠す程度に下ろす。

 

 

それか分け目の部分は生え際ギリまで見せるようにセットすると
年齢とのギャップがなく自然に見えます。
ちなみに茂太は顔が長いので
分け目だけ生え際のギリまで見せる方法をとっています 。
今、45歳ですからまだこれでいけるんとちゃうかな・・
50になったらまた考えます。

なるべくボリュームを出す

かつらを自然に見せるワザのひとつに、
なるべく風で髪がなびくようにするとうのがあります。

 

風と取り入れるためにはなるべくペタッとセットしないで、
ボリュームをだして空気が入りやすくセットした方が風を感じます。
ただ、これも程度問題ですよ、あまりフサフサだと逆に不自然ですから。

 

 

茂太はかつらに少しパーマをかけています。
髪を立ち上げてくれるので、何もしないで乾かすだけでボリュームがでてくれます。
めんどくさがりやにはおすすめな方法ですね。
直毛の人は櫛で髪を巻いてドライヤーをあてて、
すぐ冷風に切り替えてまたドライヤーをあててください。
そうするとボリュームが固定されますからセットが長持ちします。

自毛との繋がる部分には要注意

これは、ベテランでもなかなか難しいところなんです。
というのも自毛の傷み方をかつらの傷み方、
それと人毛のかつらだと色のやけ具合が微妙に変わりますから
自毛と完全に合わせるというのは至難の業です。

 

茂太もサイド部分の自毛がかつらを作った時より
ずいぶん白髪になってきてしまってうまくつながりません。
今は時々ムラに染めるようにしていますが・・
なぜムラに?と思われた方、
茂太のかつらはサイドに15%の白髪をいれているので、
完全に自毛を染めてしまうとそれはそれで不自然だからです。
このあたりは難しいところですね。

ムースなどの整髪料をうまく使う

みなさん、かつらといって思い浮かべるイメージはどんなスタイルですか?
おそらく、黒々していて、ボリュームがなく、直毛で、
整髪料も使っていないものをイメージしているのではないでしょうか?

 

 

つまり、その逆をやればいいんです。
整髪料もムース、ジェル、ワックスなどいろいろ出ていますから、
できるだけこれらを使いましょう。

 

人毛なら問題なく使えます。ただ、ひとつ注意点は、
ピン留めタイプのかつらでワックスなどを使った場合には
週に1回の洗髪だとどうしても、ホコリがついてしまいます。
その場合は3日に1回とかより頻繁にシャンプーしましょう。
整髪料にホコリがついてたらおかしいし、
気の利いた人などは髪山さんホコリついてるから
取ってあげるなんてことにもなりかねません。
カツラーは誰にもかつらを触らせたくないものですから。

どうせなら、自毛も一緒に染めてしまう。

若い方におすすめなのが、
自毛もかつらも褐色とかに染めてしまうのも自然に見えます。

 

かつらのイメージはほとんど黒髪なので、
明るいカラーの髪を見て一般的にかつらだと思う人は少ないですし、
自毛とかつらの境目も判りづらくなるのでこれはおすすめです。
ただ、茂太のような中年のサラリーマンにはちとキツイですが・・

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