かつらをつける時期
「かつらを着ける」と「かつらを外す」時期について、考えている人が多いはずです。
いつから着ければよいか、いつから外せばよいかというかつらに関する問題について考えてみましょう。
学生の頃から、かつらをつけなければならないほど禿げている人は、実態としてそれほど多くありません。
一方、わずかながらそのような人もいます。
私が知る限り、学生時代、クラスで1名いました。
その人はまだ20代前半ながら、結構禿げていて、すでにスキンヘッドでした。
事情があるとはいえ、スキンヘッドにリクルートスーツというのは、就職活動でも印象は良くないのは事実です。
面接官も「なぜスキンヘッドなのか?」というのを勘ぐってしまいますし、頭にばかり注目がいってしまい、肝心の話の内容が頭に入ってこなかったり。
余計な心配をしないためにも、就職活動の時期にかつらを装着してしまうというのも、一つの選択肢です。
実態として多いのが、「転職時にかつらを着ける」ということです。
転職するとなると、それ以降は以前の職場に行くこともありませんし、職場の同僚だった人と会う機会も減るでしょう。
当然ながら、新しい職場の人は、それ以前の髪の状態については知りません。
転職時に思い切ってかつらをつけてしまえば、それ以降は、「禿げている人」という印象を残すこともありません。
転職が一般的になったとはいえ、5年、10年と同じ会社で働くことも多いはずです。
そこで、決断できるかどうかがその後の人生において重要と言えます。
カツラというのは、外見をよく見せる道具です。
よく見せるということは、他の社員や客先、取引先の印象をよくすることです。
若い人であれば「職場の女性にもてたい」などと考えている人もいるかもしれません。
仕事をしているときは、そのような配慮をする必要はありますが、定年になり仕事を引退してしまえば、そのような配慮は不要となります。
定年退職をする機会に、かつらを引退するという人も多いようです。
かつらは、購入もそうですが、メンテンナンスにそれなりにお金がかかります。
定年退職すれば、現役時代ほどの収入はなくなりますので、かつらにかけるお金がかけられないということもあると思います。
定年退職時にかつらを外すというのも、よいかもしれません。
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