より自然に見せるかつらスタイル

  このエントリーをはてなブックマークに追加 スヴェンソン

より自然に見せるかつらスタイル記事一覧

かつらを作る際に気をつけなければならないのがまずかつらの色です。本来は自毛の色に合わせるのが基本ですが、初心者は自毛よりも黒い色を選んでしまう傾向があります。確かに黒髪に憧れる気持ちは分かりますが、年齢との兼 ね合いを考えましょう。また、いまどきのヘアスタイルは髪の毛を薄い色に染める人が多いので、余計に黒々した髪 の毛は目だってしまいます。茂太としては、自毛と同等くらいか少し明るめでも大丈夫です。...

茂太のようなベテランカツラーになると、電車の中でちょっと不自然な髪型の人がいると、あ、この人カツラーだと判るようになります。結構よくセットしている人がいると、近づいてよく見てみちゃうこともしばしば。そうこうしてるうちにバレにくい、より自然に見せるかつらスタイルにはいくつかのルールがあることに気がつきました。それをこれからお話しますね。

よく、かつらにパーマはかけられないのでは?と誤解されている人がいます。人毛であればパーマも可能です。人工 毛も特殊なコテでウェーブは付けられますよ。茂太としては、ストレートよりも若干パーマをかけた方がより自然に 見えます。かつらが出来上がって着たときの髪質って天使の輪ができるほどさらさらツヤツヤな髪の毛なのです。ま るで10代の女性の髪のようなモノですね。それを40代、50代のおじさんがつけるので...

かつらをセットする場合、まず生え際とサイド部分の自毛とかつらの絡みが一番気をつけなければならないポイントに なります。最近は生え際を見せるかつらもありますが、これも近くでよくみるとレースの部分がわかります。実際に はレースの部分に両面テープをつけて頭皮に留めるので光の加減によっては両面テープがテカッて見えます。テレビでいうほど万能ではないのです。なので、かつらのセットはまず髪はおろすことが基本です...